男の娘が着物を着るコツは?選び方から美しく着こなす秘訣を解説!

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日本人女性らしい上品な雰囲気になれる“着物”を着てみたい!

男の娘のみなさん、着物、着てみたくないですか?

着物は日本の伝統衣装として、多くの人に愛されています。普段カジュアルな恰好をしている女の子が、着物を着たら特別魅力的になる…なんてことも日本ならではの風情ですよね。

着物が作り出してくれる上品さ、優雅さ、そして特有の美しいシルエット。着物の特別な魅力に、憧れている男の娘は少なくないと思います。

だけど着物って、女装するには難しいんじゃないの?

ボク

ボクも最初はそう思っていました。でも実は、着物って男の娘にピッタリな衣装なんですよ!

最近、男の娘界隈で、着物の人気が高まっています。

その理由としてよく挙げられているのが、「体のラインをカバーしやすく、着る人の体型を選ばない」という点。

女の子よりもたくましい男性の骨格では、なかなか着物が似合わないんじゃないかと不安になるかと思います。だけど本当はその逆で、着物は男の娘が挑戦しやすい衣装なので安心してください。

ただし、着物も一歩間違えると着こなしが難しくなるので注意が必要です。

コツは、「小紋(こもん)タイプの着物」を「タオルで補正」して着ること。

今回の記事では、着物に挑戦してみたい男の娘のために、美しく着こなすためのコツを分かりやすく解説していきます。

着物を上品に着こなして、まわりの男の娘たちに差をつけちゃいましょう!

目次

着物が体型をカバーしやすい理由

着物は体型をカバーしやすい衣装だと聞いても、理由がわからないと信じられないですよね。

まずはチャレンジする前に、どうして着物が体型をカバーしやすい衣装なのかをお話ししたいと思いますので、美しく着こなす際のポイントとして知っておいてください。

その理由は3つあります。

  1. 直線裁ち(ちょくせんだち)の服だから
  2. 補正で理想の体型に近づけやすいから
  3. 見せたい場所だけ強調できるから

順番に説明していきます。

直線裁ちの服だから

着物は洋服と違い、直線で布を切って縫い合わせる「直線裁ち」という構造になっています。

直線裁ちの作りから、体のラインに沿った立体的なカーブが少なく、腰のくびれや胸のふくらみ等を強調しにくい構造になっています。

だから、例えくびれがなくても胸が小さくても大丈夫なんです。

着物は体を筒状に包みこむイメージで着る衣装なので、一般的に女性より体のラインのメリハリがない男性でも、綺麗に着ることができます。

補正で理想の体型に近づけやすいから

着物は体のメリハリを強調するのではなく、まっすぐでなだらかな体型が美しく見えるようにできている衣装です。

昔の女性は、現代の日本人女性よりもボンキュッボンとは遠い、いわゆる寸胴体型(失礼でごめんなさい)の人が多かったと思います。

そんな昔の女性に、似合うように作られているのが着物。

スタイルが良すぎる現代女性たちは、逆にタオルを体と着物の間にはさみ、ふっくら補正をして着ているぐらいなので、少し気の毒な気もします。

着物の補正は、へこますのではなく、ボリュームの足りないところにプラスしていきます。

男の娘の場合でも同じです。胸にボリュームが足りなければ、タオルを入れて膨らみをつければ良いし、お腹が出ているのが気になれば、タオルでなだらかに整えればいいので、容易に理想のスタイルに近づけるんです。

着物はタオルで補正することで、理想の体型を手に入れられる嬉しい衣装です。

見せたい場所だけ強調できるから

着物は、強調する場所と隠す場所を自分で調整できる衣装です。

襟元を広めにとれば、胸元が綺麗に見せられます。帯の位置を高めにすれば、脚長に見えてスタイルアップできます。帯で視線を引きつけ、お腹やお尻を目立たせなくすることもできます。

着物は自分の自信のある部位を目立たせ、逆に自身のない部分に視線がいかないようにすることが可能な魔法のような衣装です。

ボク

着物は女装をするのに最適な衣装なんですよ!

男の娘の着物の選び方

着物が女装に適していると分かっても、実際に選ぶとなると難しく感じますよね。浴衣や小紋、振袖といった種類がたくさんあって、どんなものを選んだらいいかわからなくなってしまうのではないでしょうか。

そんな男の娘のために、ここからは着物の種類と選び方について紹介していきます。選ぶ種類によって、着こなしの難易度や華やかさが変わってくるので参考にしてみてください。

女装にオススメな着物は、「①浴衣」「②小紋」「③訪問着」の3種類です。

①浴衣(難易度:★☆☆ 華やかさ:★☆☆)

赤い花柄の浴衣を着ている女性の写真
赤い花柄の浴衣を着ている女性
(引用:洋服・小物なでしこ

浴衣は、花火大会や夏祭りの定番アイテム。

主に綿やポリエステルなど、軽くて通気性の良い素材で作られていて、暑い夏でもサラッと着られるようになっています。昔は部屋着や寝間着として使われていたぐらい、とてもカジュアルな装いです。

浴衣のメリット:

  • 値段がお手頃
  • 着付けが簡単
  • お手入れが楽(洗濯機で洗えるものもある)

浴衣のデメリット:

  • 高級感に欠ける
  • 小紋や振袖と比べて格が劣る

②小紋(難易度:★★☆ 華やかさ:★★☆)

藍色の小紋を着た女性の写真
藍色の小紋を着た女性
(引用:KIMONOMACHI

小紋は普段着から、ちょっとしたお出かけ用の着物です。

全体に同じ模様が繰り返し入っています。浴衣のように着る季節は限定されず、年間を通して着用が可能です。昔はお稽古や友人とお茶をする時などに使われていた、カジュアルさの中に上品さも兼ね備えている和服です。

小紋のメリット:

  • 季節問わず着られる
  • 気張らず普段の延長で楽しめる
  • 帯や小物で自在にコーデが可能

小紋のデメリット:

  • 浴衣より着付けが難しい
  • 振袖と比べて格が劣る

③振袖(難易度:★★★ 華やかさ:★★★)

華やかな花柄の振袖を着た女性の写真
華やかな花柄の振袖を着た女性
(引用:Room Room

振袖は、成人式や結婚式など、特別な場面で着る正装です。

袖が大きく揺れるデザインが最大のポイントで、着ることができるのは未婚の女性限定とされています。今も昔も、成人の祝いや結婚式の参列などで着られている品位のある和服です。

若い女性の着物というイメージがありましたが、最近では少し年上のお姉さんでも着るようになってきました。

振袖のメリット:

  • 圧倒的な華やかさがある
  • 格があり特別感を味わえる
  • 女性らしさが格段に上がる

振袖のデメリット:

  • 値段が高い
  • 初心者が一人で着つけるのは非常に難しい

それぞれのメリットとデメリットを考えた上で、ボクのオススメは「小紋」です。

浴衣よりも着付けが難しいとはいえ、袖が長すぎず帯もシンプルな結び方を選べる小紋は、初心者でも比較的扱いやすく、そこまで難しくはありません。

普段着用の着物ですからね。

扱いやすさは浴衣の方が上ですが、せっかく着るなら、より着物らしい小紋が上品な女性らしさを演出してくれ、自分でも思わずうっとりするような仕上がりになります。

とはいえ、華やかさでは振袖が圧倒的に上です。

振袖を着てみたい人は、無理して自分で着付けをせず、スタジオ写真などでプロに用意してもらうことをお勧めします。振袖が着られる女装専門のスタジオもたくさんあるので、興味のある人は探してみてください。

ボク

新品の小紋は、値段が高かったりするので、最初はレンタルしたり中古で買うこともアリですよ!

一万円以下の可愛い商品もたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。可愛らしい着物がいっぱいで、テンションが上がってきますよ。

男の娘が美しく着物を着るためのコツ

着物選び方がわかったら、次は美しく着るためのコツです。

女性の着物は、「体のメリハリを少なく見せる」という基本を覚えておいてください。体を筒のようになだらかなラインにできれば美しくなります。

そのために必要なのは、「①胸のボリューム」と「②腰回りのボリューム」を補正して出すことです。

①胸のボリューム

着物には、体の出っ張りがいらないとはいえ、ある程度の胸のふくらみは必要です。

女性の体に合うように作られている服なので、あまりに胸がペタンとしていると、不自然だし色気を出すこともできません。

女性らしさをアップさせるためにも、胸にボリュームを出す補正は重要です。

やり方は簡単。タオルを3つ折りにし、胸元に巻いて着物を着るだけです。タオルではなく、スポーツブラ+パッドで自然なラインを作ることもできます。

②腰回りのボリューム

着物では、くびれのへこみを隠す必要があります。

真っ直ぐなラインを作ることが大事なので、腰にタオルを巻き、帯が沈み込まないようにしましょう。着物が映える美しいシルエットを作りだすことができます。

ボク

タオルを使えば簡単にボリュームを出すことができるので、補正も楽ですよ。

あとは手順に沿って着付けをすれば、憧れの美しい着こなしができます。

今はホームページだけではなくYouTubeなどにも、初心者がわかりやすい着物の着方の動画がアップされていたりするので、それらを見ながら挑戦してみてください。

うっとりするような着物姿の男の娘になれますよ♡

着物を着ている時の振る舞いも大切

着物は着ている時は振る舞いも重要なポイントです。

せっかく美しく着こなすことができても、所作が醜いと全てが台無しになってしまいます。男性らしい動きがでないように注意が必要です。

振る舞いのコツ:

  • 袖口や裾を両手で軽く押さえながら歩く
  • 歩幅を小さくして足元を見せすぎないようにして歩く
  • 座る時は背筋を伸ばして膝をそろえながら小さく座る
  • 階段は裾を少し持ち上げてゆっくりと昇るようにする
ボク

着物を着て動くと、自然と振る舞いが丁寧になり、女性らしさが上がるので一石二鳥ですね!

男の娘が着物を着るコツは?まとめ

着物に挑戦してみたいけど、種類も多いし着こなす自身もない男の娘のあなた。着物は体型をカバーしやすく、女装をするのに最適な衣装なので、ぜひ一度着用してみることをオススメします!

小紋タイプの着物」を、「タオルで補正」して着れば、美しい“和装男の娘”になれますよ。

着物を着ていると、自然と女性らしい上品な振る舞いが身につくので、クオリティの高い男の娘になりたい人には嬉しい効果です。

着物でしか味わえない満足感や充実感、ぜひ満喫してみてください!

ボク

心身ともに洗練された男の娘になっちゃいましょう♡

↓男の娘にオススメの衣装をまとめた記事はコチラから↓

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