
あー…、もうすぐ生理がくるユウウツー……
と、生理を嫌がる女性、周りにいませんか?
「月経」と呼ばれるように、毎月くる女性特有の生理は、気持ち悪かったりイライラしたりと、男性には到底理解できない不快感があるようです。
ボクの女友達でも、生理が近づくたびに気分が落ち込み、自分ではコントロールできない感情に振り回されている人は少なくありません。
だけど、人間は無いものねだりをする生き物です。
女性にとってはユウウツな生理でも、男の娘なら、一度は体験してみたいと思いませんか?



女装歴3年のボクは、そう思って生理の疑似体験をしたことがあります!
確かに生理は辛いものです。だけど、その辛いものこそが、女の子という可愛い存在を生み出しているヒミツの一つなのだと思います。
可愛い女の子になりきるためには内面から。
女性特有の生理というものを体験することで、女の子の気持ちに近づくことができ、よりクオリティの高い“男の娘”になれるのではないでしょうか。
生理の疑似体験に必要なのは3つだけ。
- サニタリーショーツ
- 生理用ナプキン(昼用の羽つき22.5cm)
- ローション
この3つです。準備さえ整えば、簡単に試すことができます。
この記事では、生理の疑似体験をする方法について解説していきたいと思います。
サニタリーショーツの準備をしよう
知らない男性も多いかもしれませんが、女性には普段使いのショーツとは別に、生理の日に使う特別なショーツ「サニタリーショーツ」があります。
サニタリーショーツの特徴は以下4点。
- 吸収力
- 防臭機能
- 通気性
- フィット感
ここから、1つずつ解説していきますね。
サニタリーショーツの特徴①:吸収力
生理の血が漏れないように、吸収力の高い素材が使われています。経血(けいけつ)の量が多く、生理用ナプキンからあふれ出てしまった場合でも、普通のショーツより吸収力があるため、履いているスカートやズボンが汚れにくくなります。
サニタリーショーツの特徴②:防臭機能
生理中は、必ずしもこまめに生理用ナプキンを変えられるわけではありません。生理用ナプキンが経血で湿った状態が続くと、どうしても不快な匂いが発生してしまいます。そんな気になる匂いを軽減してくれます。
サニタリーショーツの特徴③:通気性
ショーツと股の間に生理用ナプキンを着用するため、蒸れやすくなってしまいます。気持ち悪さを少なくするため、通気性をよくし、長時間でも快適に履けるような設計になっています。
サニタリーショーツの特徴④:フィット感
生理用ナプキンがずれにくくなるように、フィット感が重視されたつくりになっています。股部分が広めに作られていて、経血が漏れるのを防いでくれます。
このように、普段使いのショーツは可愛らしいデザイン性に重きをおかれているのに対し、サニタリーショーツは月経中の機能性を重視して作られています。
よりリアルな生理を疑似体験してみたい人は、サニタリーショーツにもチャレンジしてみてくださいね!



サニタリーショーツは女の子の下着屋さんにも売っていますが、取り扱い種類も多くて購入しやすいネットショップがオススメです。
生理用ナプキンの準備をしよう
ショーツの用意ができたら、次は生理の疑似体験の主役とも言える、生理用ナプキンの準備です。
ドラッグストアなんかで見てもらえるとわかりますが、生理用ナプキンには、昼用や夜用、羽つきや羽なしなど、たくさん種類がありすぎて、何を選んだらいいか混乱してしまいます。
男の娘にオススメなのはズバリ!「昼用の羽つき22.5cm」です!
生理用ナプキンの種類を解説しながら、お勧めする理由を紹介していきます。


生理用ナプキンの種類①:昼用と夜用の違い
昼用と夜用の違いを一言でいえば、経血を吸収する力の差です。
昼用は20.5cmや22.5cmの作りになっているのに対し、夜用は36cmや40cmと大きめの作りになっています。夜用はカバーできる面積が広くなる分、生理中の血を漏らさず吸収できます。
こまめにトイレに行く日中と比べて、眠っている夜はなかなか生理用ナプキンを変えられませんよね。そんな時、吸収力の高い夜用の生理用ナプキンが役に立つのです。
ただし、夜用は大きい作りになっている分、ショーツと股の間の違和感が増え、また価格も高くなります。そのため、経血の多い日の夜間だけ着用する女性が多い。
体の大きさで生理用ナプキンのサイズが決まるわけではないので、男の娘だからといって、大きい夜用を選ぶ必要はありません。
昼用で、吸収力が高めの22.5cmサイズが使いやすいのではないでしょうか。20.5cmだと、今度は小さくて心もとない感じがすると思うので。



ボクも、生理体験では22.5cmの愛用者です!
生理用ナプキンの種類②:羽つきと羽なしの違い
生理用ナプキンには、羽つきタイプと羽なしタイプがあります。この羽はウィングとも呼ばれています。
下の写真をご覧ください。




羽つきタイプの生理用ナプキンには、赤い点線で囲ったように、横にぴろっと伸びている部分がありますよね。ここが羽の部分です。
テープ状になっている羽をショーツに貼りつけ、生理用ナプキンのズレを防ぎ、経血が漏れないようにする役割があります。
経血の量が多く特に不快な日には、漏れの心配が少ない羽つきタイプを使う女の子が多いそうです。(こっそり女友達に教えてもらいました)
なので、せっかく生理の疑似体験をするなら、より本格的な羽つきタイプの生理用ナプキンがオススメです!



ボクも羽つきタイプを使ってみましたが、生理中の女性の気持ちがよりわかった気がします。
生理用ナプキンが濡れている体験をしてみよう
ここまでの説明で、サニタリーショーツとナプキンの知識はバッチリですね。
ただ、サニタリーショーツに生理用ナプキンを付けて着用してみてもいいですが、生理の疑似体験となると、経血の代わりが必要になってきます。
女性の生理中の血は、サラサラしたものではなく、ドロドロしています。レバー状といわれるぐらい、ドロッとした塊のような血が出ることもあるそう。
なので、水とは違うドロッとした液体、ローションを代用すると、よりリアルに近い感覚を味わうことができます。
サニタリーショーツに生理用ナプキンをくっつけ、その上からローションをドロリと垂らしてみてください。
そして、勇気を出して履いてみると…何とも言えない感覚が体験できます。
ボクの体験談を詳しく書いてしまうと、実際に試してみた時のインパクトが少なくなってしまうと思いますので、ここでは割愛しますね。



男の娘をしているからには、一度は体験をしてみた方がいいと思いますよ!
男の娘が生理を体験する方法のまとめ
男の娘が生理を体験するために必要なのは、
- サニタリーショーツ
- 生理用ナプキン(昼用の羽つき22.5cm)
- ローション
の3つ。
実際に生理の疑似体験をしてみると、女の子は大変な思いをしているんだな、と気づくことができるのではないでしょうか。
毎月毎月、生理の不快さに耐えているなんてすごいですよね。気持ち悪さもイライラも、本当に大変だと思います。
でも、その大変さもまた、女の子を作り出しているものの一つです。
女の子の気持ちに近づくことで、より完成度の高い男の娘になれるように頑張りましょう!



ボクは生理の疑似体験をしてみてよかったです!
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